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2006 World Invitational Hula Fes

同じ水を呑んでスタート

9月3日、World Invitational Hula Festivalに向けてのレッスン初日。「ハワイでは、事の始めに同じ雨水を皆で飲むという習慣があるので、私達も同じ水を飲んでスタートしましょう。」という満寿美先生の提案で、先生と大会に出る20名のメンバーは円になり、ミネラルウォーターを分けて飲みました。自分はこの中にいていいのだろうかと不安もありましたが、後悔のないよう最後まで頑張ろうと心に決めました。

大会までの2ヶ月間は通常のレッスンも含めて週に4、5日のレッスンが続き、10月中旬にカヒコ、アウアナのホイ、カイの振り付けとフォーメーションが決まりました。今回アウアナのホイとカイの曲“ピイホヌア”はクムの作詞・作曲です。この時期に、カヒコで唱えるオリの指導に来て下さったチャールズ カウプ氏は、オリをただ覚えるのではなく、その内容を理解する事の大切さ、オリに合わせて動かす手の高さ一つにも意味がある事を私達に教えて下さいました。それから大会までの残り3週間は、あっという間だったように感じます。

ヒロの海を目の前に “Kimo Hula”を

11月7日、ハワイへ向けて出発の日です。ホノルルの空港でクムと合流し、私達はその足でハワイ島ヒロへ向かいました。まずはキラウエアへ・・・。ハレマウマウを見渡せる場所で私達はバスを降り、そこでオリを唱え、“Holo Mai Pele”を踊りました。その後クムがウォッカをペレに捧げ、皆でハレマウマウの方を見ながらタバコを吸いました。ペレはウォッカと煙を好むそうです。そして、オヒアベリーという赤く小さな実を全員が2つずつ摘み、1つはクレーターに向けて投げ、残り1つは自分で食べました。その後は、“Kimo Hula”の曲の舞台であるピイホヌアへ行く予定でしたが、道路の状況が悪くこのバスではピイホヌアへ行く事が出来ないとの事で、代わりにヒロベイへ行く事になりました。「ピイホヌアには行けなかったけれど、このハワイ島の大地、空気を感じて踊ってみて。」と満寿美先生に言われ、私達はヒロの海を目の前に“Kimo Hula”を踊りました。その後オアフ島ホノルルへ向かい、カウラカヒのレッスンに合流した後、ホテルへチェックインし、1日が終わりました。

11月8日、今回“Kimo Hula”を歌い演奏して頂く、クウイポ クムカヒさん達ミュージシャンの方々とのリハーサルの日です。前日にクムからもらったクウイポさんが歌う“Kimo Hula”のCDを聞きながら、ホテルで振りの細かい調整とレッスンをした後、ワイキキ シェルへリハーサルに向かいました。私にとって、ハワイのミュージシャンの方の生演奏で踊るのはこの時が初めてだったので、少し緊張したのを覚えています。その日の夜は、翌日のカヒコ本番の準備で、髪に細かい三つ編みを編んでから眠りました。

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